誰かの目線で暮らしが深まる谷根千ご近所のローカルメディア『まちまち眼鏡店』を2022年3月末にリリースします。

まちを見る目線は千差万別。ひとの数だけまちがある。そんな面白さに注目しました。実現したいのは、『多様な視点を”眼鏡”に見立て、まちを紹介するローカルメディア』。地域コミュニティの拠り所になるような場所を目指しています!

株式会社HAGI STUDIOは、谷根千地域発のローカルメディア『まちまち眼鏡店』を2022年3月末にリリースします(https://machimegane.jp/)。HAGI STUDIOは、地域のなかで取り残された古い建物の設計から運営まで一貫して行うことを大切にしています。お店の運営を通してまちに深く関わりつつ、建築や都市の視点から地域の可能性を考えることを心がけています。そんなHAGI STUDIOが中心となって、谷根千地域に新たなローカルメディアをつくります。
また、制作資金を調達するために1月28日よりクラウドファンディングを開始しました。目標金額は200万円で、集まった資金はWEBサイト制作費などに充てられます。支援 のお礼として谷根千地域のものを集めたギフトボックスや、地域の人によるツアーなどを用意しています。
▼クラウドファンディングページ https://motion-gallery.net/projects/machimegane

■プロジェクトの概要 / 眼鏡を売らない眼鏡店?
さて、「眼鏡店」とありますが、いわゆる「眼鏡」を売るお店を作るわけではありません。地域に関わる人たちによる、まちまち(多様)なまち(街)の見方を「眼鏡」に見立てた記事が並ぶWEBメディアが『まちまち眼鏡店』です。具体的には文章/エッセイだったり、ラジオのような音源だったり、動画だったりのコンテンツとしてまちに関わる人たちがどんな目線でまちを見ているのかを追体験できるローカルメディアです。観光客向けの情報サイトではなく、住んでいる人やこのまちを愛する人たちが、まちの新たな見方を発見し、よりまちのことが好きになるための拠り所として育んでいきたいと考えています。

■プロジェクトの背景
谷根千地域は、今やメディアで見かけない日はないというくらい、何もしなくても様々なメディアで取り上げられるようになりました。でも、そこで取り上げられるのは観光客目線で、「下町」「レトロ」というステレオタイプのキーワードが踊ります。このようなメディアの取り上げられ方が常態化すると、まちへの期待もそのような目線になり、それに応えるためにまち自体も不自然な振る舞いをしてしまうこともあります。こうした関係性がつづくと、まちが消費されてしまうのではないか、と私たちは危惧しています。このまちに暮らす自分たちで新しいメディアをつくり、本来の姿を発信し、残していきたい。そんな想いでこの企画は生まれました。

■みんなでつくるローカルメディア
私たちはこのローカルメディアの運営を、自走し続けられるものにしたいと考えています。『まちまち眼鏡店』の編集方針は、我々だけではなく、この活動に賛同してくれる読者や街の店舗運営者と一緒に作り上げていきたいと考えています。まず、月に一度「編集会議」と「まちの作戦会議」を開催します。また、メディアを運営していくには、運営費や原稿料などの費用が必要となります。その費用を補い、さらにまちを面白くする活動に広げるためには、継続的な資金が必要です。基本的にバナーなどの広告収入や、運営への公的な補助金には頼らずに、当事者たちによる自立した収益モデルを描きたいと考えています。

■谷根千での試みから全国へ
こうした課題感を共有できる地域は、谷根千だけではないはずです。全国津々浦々、そのまちごとの『まちまち眼鏡店』があっていい。そのためにも、まずここ谷根千で自走するローカルメディアを実践し、そこで得た知見を広く全国の地域に還元できればと考えています。

■制作チーム
<アドバイザリー・エディター>影山裕樹(合同会社千十一編集室)
<WEBディレクション>bankto LLC.

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社HAGI STUDIO  「まちまち眼鏡店」担当:坪井・柳・宮崎
mail: press@hagiso.jp   TEL: 03-5834-7018

サイトURL https://machimegane.jp/

カテゴリー: NEWS

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