辿り着く街、辿り着く場所。

鶯谷(根岸・入谷)エリアは、江戸から明治にかけては正岡子規人をはじめ、
文人の集う風雅な土地として知られていました。
昭和においては終着駅である上野駅付近の上京者のための旅館街として栄え、
その後路地裏のスナックやキャバレー、ラブホテルが多く作られました。
そして現代では、古い建物を活用したカフェやゲストハウスなどの新しい動きが始まり、
まちづくりの動きも活発になっているエリアです。

山手線の鶯谷駅からのアクセスの良さと、上野公園、浅草、谷根千エリアに囲まれるこの地は、
江戸・東京の古き良き風情と、現代の新しさを兼ね備えた街として、
今また日本中、世界中の人々が集い語らう町として注目されています。

そんな鶯谷の新たなランドマークとなるホテルがLANDABOUTです。

約170室の宿泊室を擁するこのホテルは、
国内国外を問わず多様な人々が東京の拠点として利用する、
身近で新しい出会いに満ちた場となります。

「一緒に食べよう」
をコンセプトに、ホテルの1階は、宿泊客だけでなく近隣にお住まいの方や、
東京に暮らすまちを楽しみたい人々が気軽に利用できる飲食店となります。

長いカウンターには本格的なエスプレッソマシーンや、クラフトビールを取り揃えたタップが並びます。
気軽な交流を促すために、カウンター席やスタンディングテーブルなどを用意し、
シェアできるメニューなども取り揃える予定です。
週末には全国から集められた農家直送の物産を販売するマーケットを販売するなど、
近隣の方にも喜んでいただける仕掛けを考えています。

奥には約40席のテーブル席エリアが広がっています。
段差はステージになり、ちょっとしたライブやコンサートを企画できます。

朝食は「Make your original breakfast」をコンセプトに、
ビュッフェ形式で自分だけのオープンサンドを作ることができます。

「一緒に食べよう / Let us dine together」

私たちの場を通じて生まれてほしい、いくつかの出来事をこのシンプルな言葉に込めました。
ひとつは、今ここに「一緒に」いることの喜びをわたしたちの食事と空間を通じて感じてほしいということ。
大切な人たちと一緒に。たまたま居合わせた旅人や地元の人と一緒に。
大人数で食べても、一人で食べても、今この空間を共有しているということの特別さ。
押し付けがましくはなく、それでいて目があったら微笑んでしまう。
そんな時間の喜びを感じられることこそ、お店の醍醐味だと思っています。

もうひとつは、目の前にある食べ物としての食事だけでなく、その背景や生産者の思いも「一緒に」食べてほしいということ。
ただ喉を通り過ぎるだけの食事もあれば、一生忘れられない思い出になる食事もあります。
折角の食事との出会いを、寂しいものにしたくない。
そのためにも、わたしたちがあつかう食材は、生産者がどのような思いで作っているかを知るために、なるべく生産者のもとを訪れ話を聞いています。

その思いを食事を通じて伝えることで、皆様が食と向き合うきっかけを提供したいと考えています。
お客様も、食材の生産者も、そして提供する私たちも、ひとつのテーブルを囲むように楽しみたい。
「Let us dine together」